「光の音色」

形あるもの、形のなかに、その背後に漂うもの。

咲きかけた花、美の絶頂という花、散りかけた花、散った花、土に還りかけたかけた花、命あるものの循環。

光には形がなく、水にもまた正しい形というものはない。
命あるものは、光を受けて輝き、水を得て成長する。

植物を撮る。
そこには水が写ってはいなくても葉の中に茎の中にしっかりと水は存在し、光の時間によりそれは形成されたことをしめす。

鳥の声や風の通る音、自然のざわめきを聞きながら、光をよむ。
紙のうえに閉じ込められた光は、ふたたび未来に向けて放射する。

開催概要

スケジュール
2014-06-10〜2014-06-22
12:00~19:00(最終日:17:00まで)

※月曜休廊

入場無料

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プロフィール

小原孝博

1962年静岡県生まれ。
日本大学芸術学部写真学科を卒業。文藝春秋写真部を経てフリーランスになる。
写真集『オラン・バリ』をダイヤモンド社より出版。共著『サッカーへの招待』を悟桐書院より出版。
『JR東海車内誌ひととき』『文藝春秋』『ナンバー』『別冊太陽』『プレジデント』『Esquire』『ダンチュウ』など掲載は多数。小原孝博フォトワークショップを開催中。